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鬼丸雪山のお買取いたします

2018/03/03

鬼丸雪山のお買取りいたします




有田焼、伊万里焼と並び歴史ある焼物の一つとして知られる高取焼(たかとりやき)。左の写真は、その高取焼の名工の一つ鬼丸雪山の窯元の水指です。「遠州高取」と称される高取焼の優美さが存分に表現された美しい作品です。





鬼丸雪山の茶道具をご売却検討中の方は、茶道具買取に強い「いわの美術」にご相談ください。



鬼丸雪山について


鬼丸雪山窯元では、採土から木灰やワラ灰まで全て手作業による製法というこだわりがあります。薪窯の炎で焼成することで、時代を超えて生き続ける陶器づくりを目指しています。初代鬼丸雪山、初代鬼丸碧山、そして現在は二代鬼丸碧山が当代です。

鬼丸雪山の作品には、茶入・水指・茶碗・花入・壷・日用食器・懐石道具などがあり、高取焼でオーディオスピーカーを制作するなど、斬新で革新的な作品も発表しています。 

初代鬼丸雪山(1912~1996)の略歴


明治45年に小石原焼窯元の次男として生まれ、幼少期から轆轤形成による作陶の修行に励みます。師匠は福岡県無形文化財技術保持者で博多人形師でもある置鮎与市です。1965年の53歳にして窯を開いたのを皮切りに、次々に展覧会で入選をしていきます。1969年には日本橋高島屋にて個展を成功させると、その後様々な地域で個展を開催し評価を得ていきました。



鬼丸雪山の作品の特徴~茶室で生きる茶道具に


鬼丸雪山の作品は、他の作家の作品に比べると小振りなものが多いのが特徴ですが、これには作者の想いがあります。茶室という限られた空間において、茶道具は畳の目の数で表現されるほど大きさが限られています。その制限された空間の中で、小さくても生きるもの/形を追い求めているのです。



鬼丸雪山の茶道具のお買取りについて

 

いわの美術では、鬼丸雪山の作品を含めた茶道具のお買取りに力をいれております。ご売却をお考えの方は、弊社にご相談ください。また、鬼丸雪山以外の作家の作品や練習用のお茶道具一式のお買取りも行っておりますので、遺品整理、実家の御片付けなどで茶道具の処分にお困りの方からのご依頼、お待ちしております。


鬼丸雪山以外の茶道具お買取り一例

亀井味楽 高取静山 高取八山 高取喜恵 高取八仙 森岡嘉祥 清水茂生 など