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御本茶碗などの茶道具買取を行っております

2016/03/03

御本茶碗などの茶道具買取ます

御本茶碗は高麗茶碗の一種で、17~18世紀にかけて日本からの注文で朝鮮(現・韓国)の釜山窯で焼かれた茶碗全般の事を言い、御本という名称は日本で作られた手本をもとに朝鮮で焼かれた事が由来しています。
御本茶碗の特徴は胎土の成分から淡い紅色の斑点があらわれることが多く、この斑点を御本または御本手(ごほんで)と呼ぶ事があります。


御本茶碗は、寛永16年の幕府における大福茶の茶碗として、小堀遠州の指導で造形され、3代将軍・徳川家光に鶴の絵を依頼して、これを型にし、前後に押して白と黒の象嵌を施したものを、取り次ぎの館を設けていた朝鮮の釜山にある倭館内に窯場を築き、近辺の各地からその陶土を集荷して焼かれるようになりました。
その後、元禄を過ぎるあたりから陶土の集荷が困難となっていたため、享保2年に窯場は閉じられ、しばらくの間は対馬で焼かれていました。
現在では本歌やこの時代の御本茶碗を手本として多くの陶芸家が手掛けています。
時代物、現代作家ものを含めいわの美術では御本茶碗などの茶道具買取を行っておりますので、不要な御本茶碗がございましたら、まずはいわの美術までご相談下さい。




御本茶碗などの茶道具買取について

御本茶碗の買取には時代物、手掛けた作家、保存状態、共箱などの付属品の有無によって買取額が変わってきます。
こちらのお写真のように裏千家淡々斎の花押が記された共箱ですと評価がアップし、高価買取が期待できます。
いわの美術では使用、未使用に関わらず御本茶碗の買取を行っておりますが、未使用品の方が同じ作家が手掛けたものでも買取額は高くなりますので、そういった細かい情報もお問合せ時にお伝え頂くと査定に反映する事ができる場合もございますので、どんな情報でも余す事なくお伝え下さい。
御本茶碗など以外の茶道具の買取ももちろん行っておりますので、査定・見積無料のいわの美術までお気軽にお問合せ下さい。