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加藤舜陶の茶道具買取ます

2015/02/03

加藤舜陶の茶道具買取ます


いわの美術では、陶芸界の重鎮とも称され、灰釉系技法で愛知県指定無形文化財保持者に認定された加藤舜陶(物故)の作品買取を致しております。

加藤舜陶は、瀬戸の赤津焼きを代表する陶芸家として知られ、鈴木青々、河本五郎とともに瀬戸を代表する3本柱の一人として有名になりました。


加藤舜陶は、愛知県瀬戸の出身ですが、陶祖「加藤四郎左衛門影正」の26代の末裔ともいわれ、代々焼き物を生業としている名家に生まれました。加藤舜陶の祖父は屋号を舜陶園といい茶陶を得意とし、父は割烹食器が専門で星ヶ岡茶寮といった高級料理店の食器を造っていたということもあり、幼少の頃より美術に美術や陶芸に触れる機会を持っていたようです。加藤舜陶は瀬戸窯業学校に進み、戦争を経た後、個人作家としての制作を志し、生まれ年の辰年にあやかり窯名を龍窯とし、舜陶園から名をとり舜陶と号し研鑽を重ねていきます。

1950年第6回日展にて初入選となり以降、日展を中心に各種工芸展に出品を重ね、日展特選北斗賞、日本新工芸展内閣総理大臣賞受賞、日展内閣総理大臣賞受賞、ブリュッセル万博金賞など、内外で数々の受賞歴を誇る瀬戸を代表する作家となりました。そして、瀬戸の釉薬の伝統技を現代に生かした灰釉系技法で愛知県指定重要無形文化財保持者にも認定されました。


加藤舜陶の作品は灰釉を用い、呉須が美しく流れる技法は印象的とされ、伝統技法による茶陶から、食器まで幅広く手がけました。

加藤舜陶の作品をご売却してみませんか?加藤舜陶の作品の買取査定は無料で行っておりますので、お気軽に電話・メールにてお問い合わせください。



  


加藤舜陶の茶道具買取について



加藤舜陶は、志野や織部などの古瀬戸に対する造詣も深く、写し物にも秀でていたとされ、現代の造形感覚も取り入れた新鮮な作域をもつ瀬戸焼作家を代表する一人として多方面に貢献を示しました。


石炭窯を用いた加藤舜陶の初期の作品には、土の素材感を生かした赤褐色の器体に緑色の釉薬が流れる一群あり、ガス窯による灰釉作品へ移行すると、酸化コバルトを下地に灰釉を掛けた碧彩をつくり出し、灰釉技法の幅を広げます。のちには、透明感ある釉調が特徴となる瀬戸伝統の御深井釉の研究に没頭し、器面に線彫りや陰刻を施して酸化コバルトを象嵌する方法や、白化粧を施した後に掻き落としにより模様を描く方法など、次々に新しい技法を取り込み様々な灰釉の表現を手掛けました。


加藤舜陶の作品買取においては、作品の出来やサイズ、保存状態や共箱などの付属品の有無など、一点一点買取の評価が異なります。加藤舜陶の作品買取では、全国無料での宅配買取を行っており、また加藤舜陶の作品だけでなく、その他の茶道具や美術品なども一緒に買取って欲しいという場合などは、無料にて出張買取でも対応しております。



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