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奥田頴川の作品・茶道具買取ます!

2014/12/25

奥田頴川の作品・茶道具買取ます!



いわの美術では、中国風の意匠を取り入れた色絵磁器を創始し、京焼復興の祖といわれた江戸時代中期~後期の陶工 奥田頴川の京焼作品の買取を致しております。


奥田頴川は江戸時代中期に京焼において初めて磁器焼成に成功した人物と知られ、日本陶芸史に果たした役割は大きいとされています。

奥田頴川の生家は、明の時代に中国から帰化した富豪であったと伝えられており、叔父の京都の質屋奥田家の養子となり4代目を継ぎますが、奥田頴川は根っからの道楽もので、継いだ商売は全て番頭任せ、読書に耽り芸事に精を出すなど、教養人でもあったそうです。

のちに陶芸に熱を上げた奥田頴川は、清水焼の名工 海老屋清兵衛に師事し、頴川と号し開窯します。

当時の京都では、伊万里焼がもてはやされており、奥田頴川はいち早くその伊万里の技法を取り入れた瀬戸を訪ね、そこで研鑽を積みます。暗中模索の末、京都近郊の比良山と鹿背山の土を混ぜる製法にたどり着き、京焼最初の磁器焼成に成功しました。


奥田頴川は京焼に交趾(こうち)、呉須赤絵(ごすあかえ)、古染付(こそめつけ)といった中国風の絵付けといった要素を取り入れ、その中でも呉須赤絵は奥田頴川の最も得意とするところで、当時一大ブームを起こしたとされます。

奥田頴川の偉大な点は、苦労して習得した磁器の焼成法を、惜しむことなく公にしたことで、京焼の発展に貢献し、青木木米や仁阿弥道八など名だたる陶工を育て上げました。青木木米は、仁清や乾山と並び、「京焼三名工」と讃えられた人物です。

奥田頴川の作品をお持ちではありませんか?いわの美術では奥田頴川の作品の買取を積極的に行っています。



  


奥田頴川の作品・茶道具買取について



奥田頴川の作品は、得意とした赤を基調とした奔放な上絵付けがある呉須赤絵が最も有名で、その他には染付や交趾にも独自性の高い優品を残しました。

奥田頴川は、食器や茶器、急須などの煎茶道具まで幅広く製作しました。 奥田頴川の落款には、特徴のある「頴」というものもみられますが、概して奥田頴川の作品には落款のないものが多いとされています。


奥田頴川の作品は一点からでも高価買取の期待のもてる作家の一人ですが、作品によっても買取査定の評価が異なってまいります。

いわの美術には美術品・骨董品の知識と買取経験に長けた専門のスタッフが在籍しており、買取の相談に丁寧に対応しております。

いわの美術では京焼の全盛時代を築く祖となった奥田頴川の買取を強化しています。奥田頴川の作品買取なら、いわの美術にお任せください。




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