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薄茶器の買取を行っております!!

2014/06/21

薄茶器、茶道具買取ます!!


いわの美術では、茶道具全般の買取を行っておりますが、今回は薄茶器の話をさせて頂こうかと思います。
茶道で欠かせない存在というのはお茶ですが、そのお茶を入れる器は薄茶器、茶入れと呼ばれているもので、言葉の意味合いとしては同じなのですが、この2つはまったく別の扱いとなっております。
茶入れは陶器で出来たもので、主に濃茶で使用され、薄茶器は木地、漆器、象牙、竹、一閑張、籠地などで作られています。
薄茶とはもともと、袋詰めにした濃茶の葉を茶入れの中に入れる際に、 その周囲の隙間を埋めるために用いた一段品質の低い茶葉で、「詰め茶」と呼ばれるものでした。
そのため、格式の低いものとして扱われてきたため薄茶を入れる容器も茶入れを入れておくための木箱「挽家」が使用されていました。
その挽家が進化をとげ、時代とともに今の姿へと進化し、種類を増やし、様々な薄茶器が作られるようになりました。


薄茶器の種類としては、棗の実に似ている形をした「棗」、円筒形で胴の中央部に合わせ目がある「中次」が一般的で、変わり物としては、禅寺で用いる飯器形をした根来塗で、本来は薬を入れるための容器だった「薬器」、カボチャの一種阿古陀瓜(金冬瓜)に似せた形の「阿古蛇」、魚のアンコウに似た形の「鮟鱇」などがございます。
薄茶器は漆器で作られたものが圧倒的に多く、美しい蒔絵が施されており、「笹露蒔絵棗」「桐蒔絵」「菊蒔絵」「高台寺蒔絵」が特に有名です。
使っていない薄茶器はございませんか?
いわの美術では薄茶器の買取を強化しておりますので、ご処分をお考えの薄茶器がございましたら、お電話、メールにてお気軽にご相談下さい。



薄茶器、茶道具買取について


薄茶器の買取では、使用されている素材や漆器であれば施されている蒔絵によって評価が変わってくるため、買取額が変わってきます。
また、作家物の薄茶器には作家の評価がプラスされますので、有名作家の薄茶器であれば高価買取が期待できます。
基本的に傷や破損がなく、共箱(外箱)などの付属品が揃っている状態であれば買取額は高くなります。
お問合せの際は、どのような薄茶器なのか、共箱をお持ちでれば共箱の情報を教えていただけますと、査定がスムーズに進みます。
また、自分の持ち物ではなく遺品整理などの場合、お品物についてよく分からないという方も多いかと思います。
そういった場合はお手持ちの携帯電話、スマートホンのカメラ機能を使って売却を考えている薄茶器を撮影して頂き、メール機能を使って弊社まで画像を送って下さい。
お写真を添付する事で、口頭で説明するよりも査定に必要な情報を明確に伝える事ができます。
ただし、メールでのお問合せは順番にお答えしており、弊社の査定状況によってはお返事がすぐに出来ない場合もございます。
1週間経っても返事が届かないようであれば、お手数ですが一度電話にて確認をお願い致します。
薄茶器の買取なら、いわの美術にお任せ下さい。


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