買取強化中の茶道具

堀内家

代々表千家の宗匠を務めている茶家で、庵号は長生庵(ちょうせいあん)です。
開祖は堀内仙鶴で鶴翁、化笛斎、長生庵とも号しました。
堀内浄佐の養子で俳諧を学び、表千家6代原叟宗左の門下に入り、茶の湯に俳諧を定着させます。句集では、わすれ草、西の空、琴柱、十二月箱等が知られ、古器を愛し造詣が深かったと言われています。
同時代の茶人の他、川上不白や中村宗哲らに影響を与えた人物で、堀内家は以後歴代に渡って表千家を支え、現代まで続いています。
現在は12代宗完(兼中斎)が家督を甥に譲って宗心と称し、13代宗完(分明斎)が当代となっています。