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14代 不徹斎宗守 1945-

不徹斎宗守の生涯


不徹斎宗守は、1945年に料理研究家の千澄子と、13代徳翁宗守との間に長男として生まれました。

慶応大学法学部を卒業し、同大学大学院で美学美術史を修め、それを終えると家業に従事し、父親のもとで点前や作法、茶の湯の修行を行いました。

1974年には後嗣号「宗屋」を襲名し、15年後には紫野大徳寺前管長の福富雪底より「不徹斎」の斎号を授与されます。

1989年に父の徳翁宗守が病で隠居したため、武者小路千家14代目宗守を襲名し、現在に至ります。

不徹斎宗守は現在の数寄屋茶室 起風軒や総黒漆塗りの茶室 仰文閣を建てるなど茶道の世界に大いに貢献しました。

また、欧米で講演や茶会を行うほか、ローマ教皇庁で献茶式をするなど茶道の紹介につとめています。