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12代坂倉新兵衛の萩四方耳付花入

作家名: 十二代 坂倉新兵衛作
更新日: 2011/7/16

十二代坂倉新兵衛作  さかくらしんべえ
1881(明治14)年 十一代坂倉新兵衛の長男として山口県に生まれる。
1897(明治30)年 十二代坂倉新兵衛を襲名。
1898(明治31)年 萩焼宗家九代坂高麗左衛門に師事。
1899(明治32)年 萩漢学塾に学び、吉田松陰の兄・杉民治に
茶道の手解きを受ける。
1905(明治38)年 山口県長門市深川湯本に築窯して独立。
1919(大正8) 年 茶陶としての技術を高める為,表千家・惺斎宗左に師事。
惺斎宗左の知遇を得て御好み窯の許しを受け、御好み道具制作の御下命を受ける。
1943(昭和18)年 萩焼における工芸技術保存資格者として指定を受ける。
1947(昭和22)年 美術陶器認定委員に就任。
天皇陛下、山口行啓の際に献納品を制作。
1948(昭和23)年 惺斎宗左亡き後、表千家13代即中斎宗左に師事。
1954(昭和29)年 千家同門会山口県支部顧問に推挙。
1956(昭和31)年 山口県指定無形文化財に認定。
1957(昭和32)年 日本工芸会正会員となる。
文化財保護委員会より記録作成等の措置を構ずべき無形文化財
として指定を受ける。
1960(昭和35)年 死去。