買取実績紹介

輝宝堂の黒薩摩水指

作家名: 輝宝堂
更新日: 2014/5/7

黒薩摩水指買取ました!!

今回、いわの美術がお買取りしたお品物は、黒薩摩水指で輝宝堂の作家・景楓によるものです。

薩摩焼の歴史は豊臣秀吉が慶長の役の際に捕虜として連れてきた朝鮮人と島津義弘の保護によって発展していった焼き物で、窯場、立地条件、陶工の作陶スタイルによって苗代川系、竪野系、龍門司系、西餅田系、磁器系と5つの系統に分けられ、現在残っているのは苗代川系、龍門司系、竪野系の窯場だけどなっております。
苗代川系は白もんと呼ばれる献上品用として豪華絢爛な色絵錦手が主な白摩焼を、龍門司系、竪野系は黒もんと呼ばれる日用雑器として焼かれていた黒薩摩を制作しています。
黒薩摩は鉄分含有量の多い土を使用するため、黒色に発色し、高温で焼き締めるため素朴で頑丈な焼物としても知られ、古くから茶碗などの茶道具の制作が行われています。
また、漆黒の光沢を持つもの以外にも蛇蝎釉、どんこ釉といった独特の風合いの表面を持つ様々な黒薩摩が焼かれています。
お買取りした黒薩摩も、ただ単純に黒いだけではなく、漆黒の中にゆらりと浮かび上がるような不思議な発色が特徴のお品物でした。

黒薩摩買取ます!!

いわの美術では、黒薩摩の買取に力を入れております。
黒薩摩は今回お買取りした水指のような茶道具の他にも焼酎を飲むための酒器・黒茶家(くろじょか)や食器類が作られており、いわの美術ではこれらの黒薩摩の買取も行っております。
白薩摩と比べると美術的価値などの違いから買取額は低くなってしまいますが、作品によっては美術的に認められている黒薩摩もあり、こういった黒薩摩は高価買取が期待できます。
ご自宅で使っていない黒薩摩のご売却をしませんか?
いわの美術では、現在人気が高くなってきている黒薩摩の高価買取を行っております。
黒薩摩のご売却をお考えでしたら、お気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい!!