買取実績紹介

通次阿山の水指「秋草」

作家名: 通次阿山
更新日: 2014/4/12

水指の買取を行いました!!

お写真のお品物は、いわの美術がお買取りした水指で、京都出身の陶芸家・通次阿山の「秋草」という水指です。

通次阿山は、九谷焼の名工・雲外を祖父に持ち、父親も日展を中心に活躍する陶芸家で、幼い頃から陶芸に親しみ育ちました。
陶芸の指導を父親に受け、日本画を池田道夫に学んだ経験をいかした繊細な絵画風の京焼の茶陶を多く制作しています。
茶席に用いられる事により、生きてくるような美しさを持ったその場の雰囲気を高める存在感のある茶陶をめざし、活動を続けています。

お買取りした水指は「秋草」と題された通り、桔梗をはじめ様々な秋草が描かれていました。
白い陶土に金彩でふちどられた花々は、控えめながらもその雅な存在感を秘めており、京焼の良い所を全面に出しているお品物でした。
残念ながら、ひびが入っている部分がございましたので、その分がマイナス評価での買取となりました。

水指買取ます!!

お茶の席で水指は水を蓄えておく道具としてなくてはならない存在で、素材も陶器、磁器製を中心に銅、木などで作られた水指もございます。
いわの美術では、どの水指でも買取を行っており、作家が制作した作家物の水指には高価買取が期待できます。
水指を購入するとついてくる木箱は共箱と呼ばれ、作家の箱書きや落款があると評価がプラスとなり、買取額が高くなります。

お問合せの際は、作家名や共箱の有無をお伝え頂くと査定がスムーズに進みます。
しかし、箱書きは達筆すぎて読めない場合もございます。
そんな時は、ご売却を考えている水指と箱書き、落款をデジタルカメラ、携帯電話やスマートホンのカメラ機能を使ってお写真を撮影して頂き、その画像を弊社までメールで送って頂ければ、弊社でお調べしてから査定額をお伝え致します。
水指のご売却をお考えなら、茶道具買取に強い、いわの美術にお任せ下さい!!