買取実績紹介

野口雨秋の御所籠と茶道具

作家名: 野口雨秋
更新日: 2013/12/26

御所籠セット買取ました!!

今回、いわの美術でお買取りさせていただいたお品物は御所籠セットです。

御所籠セットとは、旅先でもお茶を一服いただけるように御所籠に点前道具一式を入れた携帯用のものとして使用されていました。
現在では、裏千家13代円能斎好みの御所籠を使用する裏千家14代淡々斎が創案した色紙点(しきしだて)で使用されています。
この色紙点は、四枚の古帛紗・茶巾箱・二個の茶碗その他茶箱点前に必要な道具を入れてするお点前の事で、四枚の古袱紗と茶巾箱を置き合わせた道具の配置が色紙を散らしたように見える所から色紙点と呼ばれているそうです。
そのため、お買取りした御所籠セットも竹工芸家・野口雨秋の作品に四枚の古帛紗・茶巾箱・二個の茶碗その他茶箱点前に必要な道具全てが揃っており、とても綺麗な状態でお買取りさせていだきました。

御所籠セット買取ます!!

御所籠セット買取では中に入っている道具によっても買取額が変わってきます。
たとえば茶碗が有名作家のものであったり、古い時代の御所籠セットは高価買取が期待できます。
また、御所籠セットに必要な道具が足りない場合でもお買取りすることは可能ですが、全て揃っている状態の御所籠セットと比べますと買取額が下がってしまいます。
もちろん、未使用、使用した御所籠セットどちらも買取対象ですが、未使用品の方が買取額は高くなります。

御所籠を使う色紙点は、大変難しいお点前で、色紙点のお稽古は入念に何度も練習するそうです。
そのため中古の御所籠セットは練習用としても需要がございます。
いわの美術では御所籠セットの買取に力を入れております。
他の買取業者さんで断られた茶道具もしっかり評価させていただきますので、ご売却をお考えでしたらいわの美術までお気軽にお問合せください。