買取実績紹介

近藤精宏 粉引茶入

作家名: 近藤精宏
更新日: 2016/8/1

近藤精宏の作品買取ました

今回いわの美術がお買取したお品物は近藤精宏(こんどうせいこう)の粉引茶入です。
近藤精宏が生み出す粉引作品は、雪解けのせせらぎのような透きとおる美しさを持つと評価されており、独特の魅力を持っている事で知られています。
今回お買取した近藤精宏の粉引茶入も通常の粉引とは違う艶やかさを感じる作品となっています。
粉引の作品は非常にデリケートで素地に化粧土を掛けて作られているため素地と釉薬が直接触れておらず、強度がありません。
そのため、雑に扱うと化粧土が釉薬ごと剥がれ落ちてしまったり、化粧土と釉薬の間に隙間ができて汚れが入り込みシミを作ってしまう事があります。
そういった部分は査定にも大きな影響を与えますが、今回はそういったマイナス面は見られず、共箱もご一緒だった事、象牙蓋を使用していた事が評価でき買取となりました。

近藤精宏の作品の買取を行っております

近藤精宏は新潟県出身の陶芸家ですが、独立してから岐阜県瑞浪市半原に「榛沢窯」を開窯し作陶を続けています。
師匠は陶磁器研究家で陶芸家の小山冨士夫で、その影響もあり松の割木を燃料に、登り窯・穴窯・蛇窯と使い分け、粉引・美濃唐津・種子島を中心に作陶にあたっています。
近藤精宏は様々な職業を経験しており、それは作品にも影響が出ており、様々な表情を見せてくれます。

「NPO法人瑞浪芸術館」の理事長をつとめ、高島屋、松坂屋、大丸などで個展を中心に活躍している近藤精宏の作品は1点では評価する事が難しいため、複数まとめてであれば買取る事ができます。
近藤精宏の作品買取先をお探しでしたら年間に多くの買取実績を誇るいわの美術まで、まずはお電話・メールにてお気軽にお問合せ下さい。