買取実績紹介

増山馨鉄 切り合わせ鬼面釜唐金風炉

作家名: 増山馨鉄
更新日: 2015/10/9

増山馨鉄の風炉釜買取ました

こちらのお買取した茶道具は、切り合わせ鬼面釜唐金風炉で、増山馨鉄の作品です。

お買取した風炉の作者増山馨鉄は、日本における銅器の生産額の約95%を占める高岡銅器の「高岡・鋳造師七人衆」の末裔として、初代が大国藤兵衛に師事し、茶釜や鉄瓶などに特徴を示した作品を制作する釜師です。

風炉釜は、風炉と釜が別々にあわさったものですが、今回買取した風炉釜は、風炉と釜がセットになっている切り合わせ風炉というものです。切り合わせ風炉は、風炉に釜を掛けた時、風炉の縁と釜の縁がぴたりとはまるようにつくられ、釜を風炉の縁にじかに掛けるようになっています。


唐金の滑らかな釜肌の堂々とした面持の風格ある増山馨鉄の鬼面風炉を、箱書き・落款付の共箱とあわせて、好評価にてお買取させていただきました。

風炉釜買取ます

風炉の炉は、囲炉裏の略で、炉の時期が十一月から四月であるのに対し、風炉釜は、風炉の時期の五月から十月の間に茶事で使用される、季節が限定された茶道具です。

夏は涼しくという心づかいから帆月に炉を閉めて五月から風炉にします。


風炉釜にはいくつか種類があり、お点前によって使うことのできる風炉釜が決められており、茶道の先生をされている方などは、一人でもいくつかの風炉釜をお持ちの場合も多くみられます。

いくつかお持ちの風炉釜の中に、使われていない風炉釜がございましたら、ご売却してみませんか?


場所をとって不要な風炉釜のご処分にお困りなら、茶道具買取実績豊富ないわの美術にお気軽にご相談ください。他の茶道具とまとめての買取も歓迎致します。お品数が多くある場合などは、出張買取も無料で対応しております。