買取実績紹介

加藤清之 白磁点線文器

作家名: 加藤清之
更新日: 2015/7/24

加藤清之の白磁点線文器買取ました

いわの美術では、古い時代の作家作品だけでなく、現代陶芸界で活躍する現役作家の作品の買取も積極的に行っています。


写真のお品は、お買取致しました加藤清之作の白磁点線文器です。加藤清之は、現代瀬戸を代表する一人で、オブジェから陶板に至るまで、多様な制作活動を精力的に行っています。

加藤清之の生家は瓦屋を営んでいましたが、学生時代はやきものよりも、絵画に熱中し、また草月流いけばなを学んだりしていました。のちに加藤清之は、陶芸に興味を傾けるようになり、陶芸作品に絵画で身につけた表現に応用するという新しい方向性を見出し、斬新なデザインの作風を示すようになりました。


今回買取の加藤清之の白磁点線文器は、マットな質感の清涼感あふれる作品ですが、加藤清之が独特の感性で配した点線が、どことなく絵画的な雰囲気を醸し出しています。

全体のシルエットなど、造形の面白さもあり、伝統的な白磁にはみられない詩的で前衛的な現代陶芸の作品です。作品の状態も良好で、加藤清之の箱書き・落款付共箱とあわせて高価買取させていただきました。

加藤清之の作品買取ます

土の持ち味、性質をあますことなく利用して作陶し、心地良い空間を演出する現代の作陶家加藤清之。

いわの美術では、加藤清之の作品買取を強化しております。


加藤清之の作品は、陶器の「用」の部分を排除し、土味や素材の持つ存在感や、造形を最大限に生かした美術的価値を高める方向性を示しており、それは「灰陶」と称される加藤清之の代表的なシリーズにあますところなく表現されています。


加藤清之の灰釉壺や灰釉茶碗、灰釉ぐい呑などは、市場評価も高く、作品により、いわの美術では、高価買取をしております。

ご売却をご検討中の加藤清之の作品をお持ちでしたら、是非 一度いわの美術までご相談ください。買取に関するご質問、ご相談、お問合せは無料で行っています。