買取実績紹介

MOA美術館 仁清写色絵金銀菱重茶碗

作家名: MOA美術館
更新日: 2015/3/15

MOA美術館の仁清写色絵重茶碗買取りました

今回買取のお品は、MOA美術館の仁清写 重茶碗です。MOA美術館は日本を代表する温泉地、静岡県熱海に位置する相模湾が一望できる素敵な美術館で、日本や中国の絵画や陶磁器などが常時展示されています。

写というのは、今回お買取の仁清写のほか、乾山写などがありますが、これは京焼の偉人達に敬意を表して、その作風を本歌取りしたものをいいます。


お買取した仁清写の二つの茶碗は、銀菱文茶碗と金菱文茶碗の組み合わせで、銀菱文の碗に金菱文の碗がすっぽりと収まる入子式の重ね茶碗になっています。仁清の中でも類例のない斬新な意匠とされ、金森宗和好みと伝わっています。 このお品は、野々村清右衛門(仁清)が後水尾天皇の皇后・東福門院への献上品として作られた作品だそうです。

轆轤の名手と称された仁清ならではの薄い作りで、胴にわずかにふくらみをもたせた端正な姿が、お買取した写茶碗にも忠実に表現されています。

茶碗買取ます

いわの美術では、茶碗、抹茶椀(抹茶茶碗)の買取をしています。

利休百首に「ただ湯をわかし茶を点てて のむばかりなることと知るべし」 とあるように、茶事や茶会を開く目的は、亭主が点てた一碗の茶を、客がいただくということに尽きます。床を書画や花で荘り、炭を熾して火相を整えるなど、すべては招いた客に一碗を供する心配りです。

その亭主の思いを容れる器であり、客が茶を頂く器である茶碗は、茶道具の中でも最も重要視される中心的存在です。


いわの美術では、楽茶碗、萩茶碗、唐津茶碗などの和物茶碗、・天目茶碗、青磁茶碗などの唐物、高麗茶碗、井戸茶碗など、あらゆる茶碗の買取をしています。 茶碗の買取査定では、作り手の箱書き・落款のある共箱も重要ですので、汚れてしまったからといって捨てたりなどせず、大切に保管ください。

古い作家から現代の作家の茶碗まで買取の対象となっており、人間国宝など有名作家の茶碗であれば、高価買取致します。 茶碗のご処分・ご売却をお考えなら、一度いわの美術までお問い合わせください。買取査定はすべて無料で行っております。