買取実績紹介

即中斎好 腰風炉先屏風

作家名:
更新日: 2015/2/24

腰風炉先屏風買取ました

こちらのお写真は、先日お買取致しました松葉松子チラシの腰風炉先屏風です。

風炉先屏風は、茶席の広間での点前の際に道具畳の奥に立てる二つ折りの屏風で、多種多様の風炉先があります。風炉先屏風を置くことにより、道具を引き立てる意味があります。


今回お買取した茶道表千家十三世家元即中斎(千宗左)宗匠好みの風炉先屏風は、屏風の下部の腰だけの腰風炉先屏風とよばれるものです。風炉先は一般に鳥の子白張の利休好が正式とされていますが、相張りの風炉先は重厚さがあるため、腰襖に改めて上部の大半を枠だけにする工夫がなされました。

昔は夏冬などの季節の区別なく風炉先屏風が使われていましたが、屏風仕立ては風炉の季節には、暑苦しい感じがするため、腰板に透かしをいれたものなど、夏用の好み物も作られるようになったとされています。

お買取した腰風炉先屏風は、使わなくなってしまい、場所もとるのでということで、買取のご依頼をいただき、他の茶道具とともに出張買取にてお譲りいただきました。

屏風買取ます

ご処分にお困りの風炉先屏風などの屏風はございませんか?いわの美術では、茶道具の風炉先屏風や結界だけでなく、日本画や大和絵、唐絵、水墨画、文人画、書画などあらゆる屏風の買取を致しております。

屏風は内容もサイズも大小様々で、特に大きいサイズの屏風は、飾らなくなってしまうと保管場所にも困り、また処分しようにも捨てるわけにもいかないし…とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。

いわの美術では、屏風の買取実績も豊富です。 絵や文字の書かれた屏風は、作者や保存状態などによっても買取査定額が異なり、また長年蔵などにしまったままになっている屏風ですと、カビや破けがある場合がございますので保管にはお気を付け下さい。

弊社は神奈川県の業者ですが、屏風の買取に際しては、お品物の内容やお品数により、無料にて全国での出張買取にも対応しております。風炉先屏風など屏風の買取をご検討中でしたら、まず一度いわの美術まで、お電話・メールにてお問い合わせください。買取査定は無料で行っています。