買取実績紹介

畦元紀秀の薩摩焼茶碗

作家名: 畦元紀秀
更新日: 2014/7/2

畦元紀秀の薩摩焼茶碗 買取ました!!

今回、いわの美術がお買取りしたお品物は、畦元紀秀の薩摩焼茶碗です。

畦元紀秀は、あぜもときしゅうと読み、鹿児島県出身の著名な薩摩焼の名陶工です。

薩摩焼は国の伝統的工芸品にも指定されており、その歴史は古く約400年前、豊臣秀吉の朝鮮出兵に同行した薩摩藩主 島津義弘公が陶工を薩摩に連れ帰ったことに始まります。薩摩焼は、白薩摩と黒薩摩の2つに大別されるそうで、今回買取の畦元紀秀の薩摩焼茶碗は、白薩摩に分類されると思われます。乳白色のあたたかみのある生地に、きめ細かな貫入(ヒビ)があり、色鮮やかな菊などの植物の文様が施された気品ある茶碗です。

今回買取させていただきました畦元紀秀の薩摩焼茶碗は、特に目立った傷やシミもなく、共箱・共布がご一緒でしたので、高価買取にて対応させて頂きました。

畦元紀秀の作品買取ます!!

畦元紀秀は、鹿児島県知事賞受賞や全国伝統的工芸品展に入賞などの経歴を持ち、天皇陛下に菊小紋喰篭を献上したこともある有名な作家です。畦元紀秀の作品には、今回買取の茶碗の他、香炉や香合なども多く見られます。畦元紀秀の作品は、とても繊細な細かい絵付けのものがあり、香合などには蓋の裏や底にも絵付けがしてある作品もあるそうです。見えないところにまで絵付けが施されているなど、作品には畦元紀秀のの粋で上品な心意気を感じるものが多くみられます。


今回買取の畦元紀秀の茶碗は保存状態が比較的よく、共箱等がついておりましたので高価買取につながりましたが、茶碗の買取の際はお茶のシミなどが付いていますと評価は下がってしまいます。いわの美術では、使用、未使用に関わらず茶碗の買取を行っておりますが、作品にシミや汚れ、カビなどがついていますと買取評価が下がってしまいます。茶碗など茶道具を使用後はしっかりと洗い、カビの発生を防ぐため、しっかりと乾かしてから収納して下さい。

畦元紀秀の作品のご売却をお考えなら、一度いわの美術までお問い合わせください。買取査定・鑑定など無料はすべて無料で行っております。