茶道具作家紹介

河井 寛次郎 かわい かんじろう

更新日: 2009/10/16
時の島根県安来町(現在の安来市)の大工の家に生まれる。

1910年、東京高等工業学校(現東京工業大学)窯業科へ入学する。
陶芸家の板谷波山の指導を受ける
濱田庄司とともに1万種以上の釉薬の研究や、
中国陶磁など過去の陶磁の模倣や研究を行う。
1920年、五代清水六兵衛の技術的顧問を務めていた縁で京都・五条坂に
あった彼の窯を譲り受け、
「鐘渓窯」と名づけ自らの作品制作を開始する。