茶道具作家紹介

塚本 快示 つかもと かいじ

更新日: 2009/11/21
日本の陶芸家。本名は塚本快兒。

戦後、美濃窯の発展に貢献した陶芸デザイナー日根野作三に師事し、
クラフト風な磁器の制作と平行しながら中国陶磁の研究に励んだ。
主に模範としたのは、中国北宋時代の白磁や青白磁、
また同じく北宋時代の「影青(いんちん)」である。
素地となる土には各地の長石や陶土を配合し、
釉薬も長石・陶石・カリオン・柞灰・石灰などで
調整したものを用いるようになる。