茶道具作家紹介

坂倉新兵衛 さかくらしんべえ

萩焼の深川窯窯元
更新日: 2009/10/29
萩焼の深川窯窯元。萩焼の創始者 季勺光の孫、
山村平四郎光俊が三之瀬焼物所惣都合〆となり大津郡深川村
ふかわ三ノ瀬に明暦3年(1657)「三ノ瀬焼物所」を開設、
これを深川焼あるいは三ノ瀬焼と呼ぶ。
深川では御用窯ながら自家販売が認められ、
元禄6年(1693)には庄屋の支配に変わり民窯としての性格が強くなる。
六代藤左衛門の時に坂倉と改姓。
十二代新兵衛は人間国宝。初代 李勺光、2代 山村新兵衛光政号正庵(〜1658)、
3代 平四郎光俊 (〜1709)、4代 弥兵衛光信 (〜1724)、
5代 源次郎光長 (〜1760)、6代 坂倉藤左衛門 (〜1770)、
7代 五郎右衛門(〜1792)、8代 半平(〜1822)、
9代 平助(〜1850)、10代 九郎右衛門(〜1857)、
11代 新兵衛多吉(〜1897)、12代 新兵衛(1881〜1960)、
13代 新兵衛光太郎(〜1945)、14代 新兵衛宗治(1916〜1975)、
当代15代 新兵衛正治(1949〜)