茶道具作家紹介

惺入 せいにゅう

楽家13代
更新日: 2009/10/28
楽家13代。明治20年(1887)〜昭和19年(1944)57歳。1
2代弘入の長男。大正8年(1919)13代吉左衛門を襲名。
硬さの残る謹厳な作風。織部、志野、備前、唐津、萩などを取り入れている。
釉薬については各地の様々な鉱石を採取し釉約に使用すべく研究をかさねた。
鉱石釉、蛇褐釉など独特のものがある。例年の干支、
お題の茶碗などはこの人から作り始めた。
印は、草書の楽字印。「一三代喜英」の角印。