茶道具作家紹介

直木美佐 なおき みさ

更新日: 2018/03/24

直木美佐について




こちらは静岡県出身の陶芸家、直木美佐の作品です。

叔父である江川拙斎と父の直木友次良に師事し作陶を始めます。 1963年頃から楽茶碗を発表するようになり、1975年には船橋市松ヶ丘に築窯します。日本画家の父の影響で、日本画と楽茶碗を融合させた、黒楽茶碗『寿老』を発表しています。




東京しぶや黒田陶苑でデビュー展を開催して以降、黒田陶苑百貨店を中心に個展を開催し、人気を博している作家です。

 


直木美佐の略歴

 

1947年 静岡県下田市に生まれる。

1967年 叔父・江川拙斎、父・直木友次良に師事する。

1981年 鎌倉にて築窯

1987年 日本橋三越本店にて父子展

1989年 しぶや黒田陶苑にて父子展

1990年 南海放送サンパーク美術館にて個展

(日本橋三越本店で個展を隔年開催)



直木美佐の楽焼の特徴


直木美佐の楽焼は、箆を使い手捻りで成形された、掌におさまる心地よい大きさと造形が特徴です。使用される土や石は全国から採集し吟味するというこだわり様で、特に賀茂川の貴重な石を釉薬に使用しています。1000度の薪窯で素焼きした後、純粋な賀茂川石をくだいたものを釉薬にし、1200度の高温で焼成します。


直木美佐のつくる楽茶碗は、高台が低く包み込むような、本阿弥光悦を想起させる造形美や釉景が魅力の一つです。



直木美佐のお買取りについて


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