買取実績紹介

立花大亀書の扇子

作家名: 立花大亀
更新日: 2015/1/14

立花大亀の扇子買取りました!

今回いわの美術がお買取りしたお品物は、立花大亀老の肉筆の扇子です。

扇子には豪快な書体で「福寿」と書かれており、立花大亀の名と落款がありました。また、共箱にも同様の文字がみられます。

扇子に書かれている「福寿」とは、幸いを意味する「福」と、祝うという意味の「寿」というおめでたい文字の組み合わせで、幸福で長命であることを意味する言葉です。年賀状などにもよく使われる言葉で、新年のお祝いの席などにも合う言葉です。


お買取した扇子は、大徳寺派宗務総長を2期つとめた大徳寺511世立花大亀の作品です。

大徳寺とは、京都市北区紫野にある臨済宗大徳寺派の大本山です。花園上皇や後醍醐天皇の祈願所として知られ、室町時代以後、一休宗純などの名僧を輩出しました。また、侘び茶を創始した村田珠光など茶の湯の世界とも縁が深く、千利休・小堀遠州らが山内に庵を結ぶなど、多くの茶人が大徳寺と関係をもっています。

一般的な扇子は、一点だけではお買取が厳しい場合が多くなっていますが、今回買取の立花大亀の肉筆の扇子は、有名作家の書かれた作品ということで、共箱などに若干汚れがみられたものの、他の茶道具とあわせて高価買取させていただきました。

立花大亀の茶道具買取ます!

大徳寺派宗務総長として名高い人物であり、茶道の造詣も深いことで知られた立花大亀。

いわの美術では、立花大亀の書のある作品の買取を致しております。

立花大亀は、既に105歳で亡くなっていますが、多くの茶掛の作品が残されています。

また、茶掛だけでなく、茶杓や茶碗などの書付も多く行っています。よく箱書きなどをした作家に信楽焼の杉本貞光があげられます。


しまったままになっている茶道具の中に立花大亀の茶掛や、書付がされた茶杓などの茶道具はございませんか?

書付などは判読などが難しいことがございますので、立花大亀の書であるかよくわからない場合でも、お気軽にいわの美術までご相談ください。作品全体の写真と書付や落款部分のお写真を弊社宛にメールに添付する形でお送りいただくことにより、買取査定スタッフがお調べしておおよその買取額をお知らせくることが可能となります。買取査定は全て無料で行っておりますので、ご安心してお問い合わせください。