罐座はボーフラや湯沸かし等を涼炉、瓶掛から降ろした際に、ボーフラ等を置く台として使用する煎茶道具です。
竹や籐で編まれた物が殆どですが、銀製や銅製、錫製の物もあります。
罐座を初めて使用したのは黄檗宗の僧で、煎茶の中興の祖とされている売茶翁(ばいさおう/まいさおう)だと言われています。
