今回買取したお品物は茶杓で抹茶を点てるのに使われる茶道具の1つで三代、池田瓢阿の作品でNHK文化センター講師、大学講師などを務めています。
今回買取の茶杓も含め、モダンな雰囲気の作風です。
茶杓は基本的に茶器を見極め抹茶を計量して茶器に移す道具で、点前の型に定められた置き場所があります。
また、櫂先の形状・全体の長さ・重さ・材質などが限定され茶事では観賞の対象にもなり奥が深い茶道具です。
今回買取の茶杓は作家物で共箱付き、共筒付き、銘入りで素敵なお品物でした。
高価買取の対象として欠かせないポイントとしては傷や汚れなどが無いことは当然ですが茶杓には共筒がとても大切で、筒あっての茶杓といわれており、由緒ある共筒であれば茶杓より価値が上回ることもあります。
材質では煤竹や象牙で作られた茶杓は高価買取も期待できます。
また、本来は茶事、茶会のたびに茶杓は作られており保存しておく習慣はなかったので残っている数は少ないですが古い時代の茶人や作家物であればこちらも高価買取も期待できます。
いわの美術では茶杓の買取に力を入れています。ご売却をお考えの方はお気軽にご相談ください！
