いわの美術で今回買い取らせて頂きましたのは、
景徳鎮,王懐英の祥瑞洲浜茶碗です。
景徳鎮では漢時代より陶器や磁器などを作り続けています。
磁器の原料となる良質な陶土を産出し、
元代以降、染付や五彩など優秀な磁器が作られてきました。
日本とも宋時代より大陸渡来の名品として茶碗、水指などが伝わっています。
大陸渡来の名品を唐物と言い珍重されています。
また、祥瑞とは明代末〜清代初期を中心に景徳鎮の民窯で、
日本の茶道家たちの好みを反映して作られた絵付の青花磁器です。
一部の作品に「五郎大甫」「呉祥瑞造」の染付の銘があるところから祥瑞と呼ばれるようになりました。
それでは作品を見てみましょう。
洲浜の絵が書いてあります。
裏面には先程ご説明させて頂いたとうり、
「五郎大甫」「呉祥瑞造」の銘が入っています。
形もシュールで見ていて面白い逸品だと私は思います。
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茶道具の買取と言われても想像するのは茶碗や水指などをイメージしますが、
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