買取実績紹介

金森浄栄 唐銅皆具

作家名: 金森浄栄
更新日: 2015/9/20

金森浄栄の唐銅皆具

今回お買取したお品は、水指、杓立、建水、蓋置と四器揃った唐銅の皆具です。

買取した唐銅皆具の作者は、鋳造で有名な富山県高岡市の鋳物師の名跡で、初代は唐銅風炉の創始者として唐銅製茶道具の研究と力作に励み、大徳寺清涼和尚より紹栄を授号されました。


お買取した唐銅の皆具は「台子、書院の茶」を代表する道具とされ、唐物名物茶入、天目茶碗などと取り合わせる道具です。

千利休の秘伝書として伝わった古伝書「南方録」に「台子にては、カネの物ならでは、水指、杓立、こぼし、蓋置ともに用いず候」とあり、唐銅の皆具は真の皆具といわれています。

買取した唐銅皆具の水指の鐶付は、鬼の顔にかたどった鬼面鐶付です。この鬼面は日本の鬼の顔ではなく、中国の漢時代の獣面や龍に類する顔立ちをしており、鬼面釜・鬼面風炉と組み合わせて使うことができます。

皆具買取ます

茶道の皆具は、今回お買取したような水指、杓立、建水、蓋置の四器が同一のつくりのもので、現在では風炉、釜も統一した意匠で揃えられているものも含まれます。

唐銅皆具などの金属製のほか、江戸末期幕末になって現れた陶磁器製の皆具があります。 明治期に入ってからは、各流派による家元の好み物が創作され、近年では、茶会や広間に似合う華やかな皆具が好まれているそうです。交趾焼で有名な京都の陶芸家 中村翠嵐の鮮やかな色合いの釉薬が目を引く皆具なども市場では人気です。


いわの美術では、日本全国で皆具の買取を行っています。皆具買取に関するご相談や質問などございましたらお気軽にお電話・メールにてお問合せください。買取のお見積りから、入金までスピーディで丁寧な対応を心掛けております。