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日根野作三の楽茶碗のお買取致します

2018/03/06

 

日根野作三の楽茶碗のお買取致します



陶磁器デザイナーとして名を馳せ日本陶磁器産業の発展を牽引してきた日根野作三ですが、デザイン業と同等の熱を注いでいたのが楽茶碗の制作だったといいます。


陶磁器界の巨匠・日根野作三のご売却をお考えでしたら、買取実績豊富ないわの美術にご相談ください。

弊社所属の専門のスタッフがお品物を拝見させていただきます。


 


日根野作三について


戦後日本の陶磁器産業の発展を牽引した陶磁器デザイナーである日根野作三は、明治40年(1907)に現在の三重県伊賀市に生まれました。

昭和2年(1927)に東京高等工芸学校(現・千葉大学)工芸図案科付属工芸彫刻部を卒業した後、陶磁器デザイナーとしての活動が本格的に始まりました。

京都の国立陶磁器試験所で経験を積み戦後独立しフリーのデザイナーとして全国を飛び回り陶芸界の発展に大きく寄与していくこととなります。

 

昭和22年(1947)から京都、信楽、瀬戸、常滑など多くの陶磁器産地を訪れ、時代の流れを読んだ新しいデザインの提供、若手への指導を行いました。

また、小谷陶磁器研究所(後の土佐し陶磁器試験場)や美濃焼き上絵付研究所(後の多治見市陶磁器意匠研究所)の設立などに関わるなど、戦後の美濃陶磁器界の根幹作りにも携わった他、伊賀焼の海外輸出にも尽力するなど日根野はデザイナーの枠を超え他方面で活躍し陶磁器界に大きな足跡を残しました。


人間国宝に認定され近現代日本を代表する陶芸家である濱田庄司は「日本の陶磁器デザインの80%は日根野氏がつくられたと話し、日根野への敬意を表しています。

多くの功績を残した日根野作三は昭和59年(1984)に亡くなるまで陶磁器デザインの先駆者として第一線として活躍しました。

 



日根野作三の高価買取のポイント


いわの美術では日根野作三のお買取りを強化致しております!

日根野作三の楽茶碗のお買取りでポイントとなるのが、

出来の良し悪し、黒釉あるいは斑紋など日根野ならではのモダンなデザイン共箱の有無です。

日根野の作品は流通量が少なく希少価値が高いのですが、中でも黒釉の楽茶碗は高く評価されているため高額でのお買取りが期待できます。黒釉に次いで他の楽焼にはあまり見られない陶磁器デザイナーである日根野らしい独創的な斑紋の作品も人気のお品物です。


また、骨董品買取の際に共箱は保証書の役割を持ち、共箱の有無によりお値段大きく変動致します。

日根野作三の箱書きの特徴と致しましては右反面に大きく「楽」の字が書かれ、左反面に「日根野作三」のサインと印が押されておりますのでお品物をご確認ください。