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紹鴎棚

作家名:
更新日: 2014/5/12

紹鴎棚買取ました!!

今回、いわの美術がお買取りしたお品物は紹鴎棚(じょうおうだな)です。
棚物は茶の湯の席では道具畳に据えて、点前に際し、茶道具を飾り置くために使用する棚で、大きさや種類など様々な棚物が作られており、紹鴎棚もその棚物の1つです。
紹鴎棚は堺の豪商で茶人の武野紹鴎が好んだ棚だったため、紹鴎棚と命名されました。
炉の季節の時に使用する棚として認識されており、紹鴎棚のお点前は棚物の基本になるといわれています。

紹鴎棚の特徴は、檜材の木目をいかした春慶塗を用いており、中板の下には引違の地袋、地袋の小襖は鳥の子紙の四周に裂(紹鴎緞子)が貼られ、「引手」ではなく「金具の摘み引き手」となっているため、完全に開き切る事ができません。
そのため、茶道を嗜んでいない方ですと壊れていると勘違いしてしまう方もいるのですが、これが紹鴎棚の特徴ですので、壊れている訳ではございません。
お買取りした紹鴎棚は、比較的新しいもので、底の部分は引きずった時にできてしまったのかひっかき傷のようなものがありました。
見える面には大きな傷や漆の剥がれなどが見受けられませんでしたので、良い状態での評価で買取を行いました。

棚物買取ます!!

棚物はそのほとんどが組み立て式で、保管するにも棚の状態のまま保管するという事は少ないのですが、たとえ組み立て式だったとしても、天板や地板があるため保管場所に困る棚物もあるかと思います。
茶道をやらない方にとってはあまり使い道のない棚物は、倉庫やご自宅の納戸の片隅に仕舞われたままになっている場合がございます。
使っていない棚物はございませんか?
基本的に棚物は段ボールの箱か、作家物の棚物であれば木箱に収納されております。
ご売却をお考えの棚物がございましたら、棚物の名称、造りなど分かる範囲で構いませんので、できるだけ詳しくお伝え頂くとお話がスムーズに進みます。
棚物のご売却をお考えでしたら、日本全国で棚物の買取を行っている、いわの美術にお任せ下さい!!

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