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大内塗棗

作家名: 岡田忠亮
更新日: 2014/5/2

大内塗の棗買取ました!!

今回、いわの美術がお買取りしたお品物は大内塗の棗です。
棗は茶道具で抹茶を入れる容器として重要な役割を持っており、形によって様々な名称が付けられています。

今回、お買取りした棗は大内塗という山口県の特産品の漆工芸品で、作者は岡田忠亮です。
大内塗は今から約600年前に当時の守護大名であった大内弘世によって京都から漆塗りの職人を呼び寄せ漆器の制作に取り組んだ事が始まりとされています。
大内塗は、地塗りの色が赤でも茶でもない大内朱(古代朱)を用いている事と、大内氏の家紋「大内菱」を図案化したものを金箔で貼り付け、ハギ、ススキ、菊などの秋草文様を色漆で描く伝統的な絵柄が特徴です。
お買取りした大内棗もススキと菊の模様が描かれており、その大胆な構図とは裏腹に反対側には絵付けがされていない所に趣を感じる事ができます。
共箱には経年の劣化による変色が見られますが、棗本体は漆の剥がれや傷も無くとても綺麗な状態でお譲り頂きました。
棗の買取では、共箱などが揃った状態で、傷が少ない方が買取額が高くなります。

大内塗買取ます!!

大内塗は漆工芸品ですので、今回、お買取りした棗以外にも菓子器や棚物などの茶道具も作られています。
どの大内塗の茶道具もいわの美術では買取る事が可能です。
大内塗かどうか分からない場合でも、ご売却をお考えの漆塗りの茶道具がございましたら、まずはいわの美術までご相談下さい。

また、大内塗は丸みを帯びた大内人形という漆塗りの人形の制作も行っております。
いわの美術では、日本人形や郷土人形などの買取も行っておりますので、大内塗の大内人形も買取る事ができます。
ご売却をお考えの大内塗はいわの美術が高価買取致します。
お気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。

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