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鮫島佐太郎の瓢箪茶入

作家名: 鮫島佐太郎
更新日: 2012/10/8

佐太郎窯にて多くの陶芸家のたまごを受け入れ指導をしている
鮫島佐太郎氏の薩摩焼です。

茶入れに象牙の蓋が付けられるのには
理由がございます。
茶入と象牙の蓋のバランスを重視し、
蓋に付くキズや、古さが評価の対象になることがあります。
象牙蓋についているキズを「巣(本来は巣の上の点は全て「く」になっている
旧漢字を使います)」と呼び、
これを一種の風景や文様のように大切に扱い、
茶入れと組み合わせて人工的な風景を生じさせ、自然の風景として見立てました。