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染付祥瑞茶碗

作家名: 初代 真葛香山
更新日: 2012/9/26

祥瑞とは、
日本の茶人の好みを濃く反映した、絵付けが特徴的な青花陶器。
縁起が良いとされる絵付けになっていて、鳳凰や麒麟、連理の木などが描かれます。

初代 真葛香山(まくず こうざん)は、
1842年生まれの明治時代を代表する陶工で
高浮彫、真葛焼(横浜焼)の創設者です。
1871年に横浜に「真葛釜」をひらきました。
「真葛釜」では薩摩焼を制作し、輸出販売をしました。
しかし、金を多用する薩摩焼は製作費がかかるため、
香山は新たな技法「高浮彫」と呼ばれる新しい技術をうみだしました。
フィラデルフィア万国展覧会に出品されると、
たちまち世界でも人気の作家になりました。