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花入

更新日: 2009/11/2

永楽家は京焼の家元で、土風炉・焼物師である。
当代は十七代で1944年十六代即全の
長男として生まれる。初代宗禅は奈良の
「西京西村」に住み九代宗厳まで
西村性を名乗る。十代了全より
茶陶の制作を始める。
十一代保全は青木木米・仁阿弥道八とともに
幕末の京焼の名工の一人といわれ、
紀州徳川家より金印「永楽」の銀印を拝領した。
十二代和全より永楽性を名乗る。
十六代即全は三井高棟の大磯城山荘内に
城山窯を築窯し京都と往復して作陶していた。
近年の名工に数えられる。