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織部黒茶椀

作家名: 池田瓢阿作
更新日: 2009/12/9

竹工芸師初代瓢阿の子として生まれる。
父の手ほどきを受けて竹芸の道を精進、1933年に2代瓢阿を襲名、
さらに茶人・数奇者として名をはせていた増田鈍翁にも師事して、
使いやすさを基本とした竹工茶道具を製作。
戦後53年には竹芸教室「竹楽会」を設立、
また、75年より本業の竹工芸のほか陶芸にも挑戦し
茶碗なども手掛け晩年は瓢翁と号した。

作品は1955年の日本橋三越初個展以来、
度々各地の百貨店などで発表しており
65年より日本伝統工芸展にも出品、陶芸作品も85年に
「古田織部を募る陶芸展」として発表した。

印名は「瓢阿」 釘彫瓢箪印