買取実績紹介

吉向十三軒の喰籠

作家名: 吉向十三軒
更新日: 2014/2/24

吉向十三軒の喰籠買取りました!!

今回、いわの美術がお買取りしたお品物は喰籠(じきろう)で、主に表千家と表に近い流儀で使用する蓋付の菓子器の事です。
お茶の席では、甘い菓子を先に食べ、渋い抹茶の風味を一層深める意味を持っているため、こうした道具が使われています。
また、季節によって陶器製と漆器製を使い分けており、陶器製は風炉の季節、漆器は炉の季節と同じ茶道具である香合とは真逆の物を使用する決まりになっています。

今回、お買取りしたお品物は陶器製の喰籠で、吉向十三軒(きっこうじゅうそうけん)の作品でした。
交趾焼きを思い起こさせる色使いと、金を使用しているのに煌びやかに見えない落ち着いた雰囲気が漂う喰籠です。
大きな傷や汚れも無く、共箱付での評価でお買取りをさせて頂きました。

吉向十三軒の茶道具買取ます!!

吉向十三軒は、初代が十三村に窯を築き、庭前の老松と生駒山に昇る月を愛で、「十三軒松月」と号して作陶を開始しました。
その後、時の将軍の慶事に際し、鶴と亀の食籠を将軍に献上したところ、亀の食籠を好んだ事から「亀甲」すなわち「吉に向かう」にちなんで「吉向」の窯号を授かりました。
こうして、代々受け継がれていきましたが、4代の時に2人の子がおり、兄が五世吉向松月を継ぎ、弟が五代吉向十三軒を継いだ事で吉向窯は2つに分家しました。

今回、お買取りした喰籠の作者である吉向十三軒は、弟が受け継いだ吉向窯で、6代目より裏千家御出入方を許され茶陶を制作しており、当代で8代目となっております。
また、当代である8代は作域が広い事でも有名で、御本写し、信楽風の自然釉、大樋焼の飴釉、黒楽・赤楽など多くの作品を発表しております。

いわの美術では、吉向十三軒の作品の高価買取を行っております。
吉向十三軒の作品買取では、制作された年代や、モチーフ、技法、共箱の有無によって買取額が変わってきますので、お手持ちの作品の特徴をしっかりとお伝え下さい。