井波唯志　蒔絵芙蓉硯箱

今回お買取したお品物は、井波唯志(いなみただし)の作品で蒔絵芙蓉硯箱(まきえふようすずりばこ)です。
井波唯志は輪島塗の漆芸家で、加賀蒔絵師として代々活躍してきた家に生まれています。
井波唯志の作品は、加賀蒔絵・沈金・螺鈿・平文など様々な技法を駆使し、現代的な感覚も兼ね備えていることでも知られており、主に日展で活躍しており受賞実績も多くあります。
また作品を作る際には、素材に出し惜しみせず最高の素材を用い、詩情や感情を大切にしていることでも知られています。
そんな井波唯志の作品をお買取しましたが、共箱付きで酷く目立つようなキズなどの使用感もない素敵なお品物ということもあり高価買取となりました。

今回は、漆の黒に蒔絵で美しく表現された芙蓉に風情を感じてしまう素敵な硯箱でしたが、井波唯志の作品は硯箱の他にも花器や屏風などどれも高い技術力を感じるお品物を展開しています。
また、近年の漆の半分は中国に依存しています。
それを打破するために井波唯志は、漆の植林活動にも力を入れています。
いわの美術では、そんな井波唯志の作品買取に力を入れています。
お引越しなどの仕方のない整理などで井波唯志の作品の買取先をお探しであれば、井波唯志の作品買取実績がしっかりあり、井波唯志の作品高価買取も期待できる、いわの美術までお気軽にお電話、メールにてご相談下さい。