買取実績紹介

坂一男 炉縁

作家名: 坂一男
更新日: 2016/2/27

炉縁買取ました

今回は、輪島塗の茶道具で炉縁を買取ました。
作者は、帝展や日展で受賞実績のある竹園自耕(たけぞのじこう)師事していた坂一男です。
坂一男も日本伝統工芸展など、師に負けない受賞歴のある輪島の塗師です。
お買取した茶道具は輪島塗の炉縁という枠物で、畳に炉の火気が伝達されないように炉の上にはめ込む道具です。
また、安全のためだけに使われる道具ではなく、茶の湯の席の雰囲気を作り出し、客人をもてなす装飾の意もあります。
今回お買取した炉縁は四畳半以上ある茶室の空間でも、蒔絵と螺鈿が華やかな演出をサポートするような茶道の心意気を感じる素敵なお品物でした。

炉縁買取ます

今回お買取したお品物は、四畳半以上の茶室に使える炉縁で、坂一男の輪島塗でしたが、四畳半以下の茶室に使う木地の炉縁の方が一般的だといわれています。
また、木地の炉縁には、桜・桑・松・桐・杉・唐木・社寺の古材木など様々な種類がありますが、どれも水洗いを前提とした丈夫な作りとなっており、観賞用だけではなく必需品として購入できる人気の茶道具となっています。
ちなみに、今回お買取した炉縁は輪島塗の塗縁で、蒔絵と螺鈿が施されたお品物でしたが、塗縁は無地のタイプと蒔絵が施されている塗縁の2つに分けることができ、その中にも様々な種類があり、こちらも木地に負けず人気があります。
しかし、紫外線や乾燥に弱いので木地よりも扱いが難しいというデメリットもあります。
いわの美術では炉縁の買取に力を入れています。
茶道の引退やお引越しなどの整理で炉縁の買取先をお探しであれば、炉縁の買取実績がしっかりとあり、炉縁の高価買取も期待できるいわの美術まで、お電話、メールにてお気軽にご相談下さい。