買取実績紹介

守繁栄徹 萩大井戸茶碗

作家名: 守繁栄徹
更新日: 2015/7/6

守繁栄徹の萩大井戸茶碗買取ました

今回お買取致しましたのは、萩焼窯元 蓮光山の守繁栄徹作の萩大井戸茶碗です。

井戸茶碗とは、高麗(現:韓国)茶碗の中で最も珍重されたものです。 室町時代前半までの茶碗は、中国の唐物が最高と考えられていましたが、茶人達はさらに理想とする茶碗を求め、朝鮮の茶碗に注目するようになり、その中で最高の茶碗とされたのが「井戸茶碗」でした。

意図せずに生まれたその井戸茶碗の姿を、茶人達は「侘び」の美として評価しました。


今回買取の守繁栄徹の作品は、鉄分の多い赤褐色の土の素地が味わいをみせ、ゆるりとした曲線美が女性的な大井戸茶碗です。

また、高台あたりに釉のちぢれであるカイラギが特徴的に表れた、はんなりとした雰囲気の茶碗です。

守繁栄徹の箱書き・落款付共箱、共布、栞とあわせて好評価にてお買取致しました。

萩焼作品買取ます

茶陶の世界で「一楽、二萩、三唐津」とも謳われ、高い評価を受けてきた萩焼は、ざっくりとした焼き締まりの少ない陶土を用いた、独特の柔らかな風合いが特徴です。

いわの美術では、山口県が全国に誇る伝統工芸である萩焼作品の買取を行っています。


萩焼は、シンプルで、装飾性の乏しいやきものですが、土の温かみや手ざわり、枇杷釉のほのぼのとした色調といった萩焼の特徴が、派手さを好まない侘び・寂びを追求する茶道の世界観とあい、萩焼は茶陶の名陶といわれてきました。

また、萩焼の土は、粗いため浸透性、保水性、保温性が高く、土と釉薬の収縮率の違いによりできる表面の細かな貫入(ヒビ)が起こり、そこから使うほどに、水分が浸透し、使い込むほどに器の色合いがだんだんと変化して、侘びた味わいをみせるという「萩の七化け」も萩焼の特徴的な魅力です。


いわの美術では、萩焼の窯元の中でも、長い伝統を誇る坂倉新兵衛、田原陶兵衛、坂高麗左衛門などの作品は、作品により一点からでも高価買取をしております。また、人間国宝 三輪休和、三輪壽雪の萩焼作品買取も高価買取が期待でき、買取に力をいれております。

ご売却をご検討中の萩焼作家の抹茶碗などの作品がございましたら、買取実績豊富ないわの美術までご連絡ください。着払いでお品物をお送りいただく無料宅配買取も、全国対応で行っています。