買取実績紹介

亀井楽山 高取耳付水指

作家名: 亀井楽山
更新日: 2015/5/7

亀井楽山の高取耳付水指買取ました

今回いわの美術がお買取したのは、高取焼楽山窯の亀井楽山作、耳付水指です。

亀井楽山の高取焼楽山窯は、元筑前・黒田藩の御用窯として開窯され、また遠州七窯のひとつとして遠州高取の風格を今に伝え「綺麗さび」の世界を確立してきました。


今回お買取の亀井楽山の高取耳付水指は、小堀遠州が好んだ「綺麗さび」を表現した端麗な趣の水指です。 高取の名工亀井楽山の作というだけあって、美しい見事な轆轤目に絶妙に幾重にも掛け流された釉薬の濃淡が目を楽しませてくれる見事な作品です。 誂えの上等な木製塗蓋付で、キズなども少ない美品にて高価買取りにてお譲りいただきました。

亀井楽山の作品買取ます

いわの美術では、高取焼楽山窯の亀井楽山の作品買取を行っています。

亀井楽山は福岡の高取焼本窯の十四代亀井味楽の弟として生まれました。亀井楽山の兄の十四代亀井味楽は、江戸時代の高取焼の再現に取り組み、きめ細かい土を用いた瀟洒で端正な遠州好みの茶入制作を得意とした人物で、亀井楽山は十六歳の頃よりこの兄の十四代亀井味楽の許で修行を積みます。

お買取した作品の陶印や落款などにみられる亀井楽山の号「楽山」は、大徳寺五一二世方谷浩明より授かりました。


亀井楽山は、伝統の高取焼の陶土や釉薬を基本とし、昔ながらの蹴轆轤で成形した独特な造形により、現代風の「綺麗さび」の遠州高取の再現に努めた作品づくりを行っています。

亀井楽山の作品の買取査定額などのお問合せの際は、作品全体と、陶印や共箱などの写真をお撮りいただき、オンライン無料買取査定をご利用いただけますと、買取査定がスムーズに運びます。亀井楽山の作品買取なら、全国にて無料宅配買取を行ういわの美術にお任せください。