買取実績紹介

8代土屋善四郎の布志名焼茶碗

作家名: 8代土屋善四郎
更新日: 2014/6/24

8代土屋善四郎の布志名焼茶碗買取ました!!

今回、いわの美術がお買取りしたお品物は、布志名焼の窯元・雲善窯の8代土屋善四郎の作品です。
布志名焼は出雲焼の一つで、出雲焼とは現在の島根県で生産されている陶磁器の総称で、この他に楽山焼、意東焼、母里焼などがございます。
土屋善四郎は江戸時代中期に初代が6代松江藩主松平宗衍の命により楽山焼を再興すべく焼物師になった事からその歴史が始まり、初代は出雲焼の中興の祖と言われています。
初代土屋善四郎は高麗系の器を写すことが巧みで、数々の名器を残しており、2代土屋善四郎は雲善の号と瓢形印を賜り代々受け継がれ、作品にはこの瓢形印を使用しています。


お買取りした布志名焼の茶碗は大根の絵が描かれているユニークな茶碗で、人間に具わった六根を清らかにするという「六根清浄」にちなんで制作されているため、茶碗には6本の大根が描かれています。
六根とは視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、意識という人間が持つ感覚の事で、すべて茶の湯の席の精神道にも通ずるものがございます。
特に目立った傷やシミもなく、共箱、略歴などがご一緒でしたので、高価買取で対応させて頂きました。
茶碗の買取では、使用、未使用に関わらず買取を行っておりますが、お茶のシミなどが付いていますと評価は下がってしまいますので、使用後はしっかりと洗い、カビの発生を防ぐため、しっかりと乾かしてから収納して下さい。

土屋善四郎の作品買取ます!!

いわの美術でも何度か買取を行っている土屋善四郎の作品は、茶陶を中心に酒器、花器などの制作も行っております。
現在は9代が当代となっており、江戸時代から続く土屋善四郎の伝統と技術を守りながら、作陶を続けております。
いわの美術では土屋善四郎の作品であれば何代目であっても買取を行っております。
ご売却をお考えの土屋善四郎の作品がございましたら、お問合せの際は何代目の作品でどういったお品物なのかお伝え頂くと査定がスムーズに進みます。
また、土屋善四郎の作品以外にも他の茶道具の買取をしてもらいたいという事であれば、ご一緒にお買取り致しますので、まとめてご相談下さい。
買取れるお品物の数が多ければ、日本全国どこへでも出張買取にお伺い致します!!