買取実績紹介

村瀬治兵衛の根来膳

作家名: 村瀬治兵衛
更新日: 2014/6/20

村瀬治兵衛の根来膳買取ました!!

今回、いわの美術がお買取りしたお品物は村瀬治兵衛の根来膳です。

こちらの村瀬治兵衛の根来塗の膳は五枚揃で、落款印のある共箱付きのお品物でした。  

村瀬治兵衛は江戸時代より代々続く木地師です。

明治30年に生まれた初代村瀬治兵衛は、魯山人とも交流があり、魯山人の木地師、塗師として椀を作ったことでも知られています。二代目村瀬治兵衛は、根来塗・独楽塗を得意とし、現在の治兵衛の作風を確立したといわれています。当代は木地師としては七代目、三代目村瀬治兵衛を襲名した漆芸家です。


根来塗の漆器は、紀州根来寺を起源とする説があり、捧げものの器として寺院で使われていたと伝えられ、朱漆は使い込むほどに魅力を増すといわれています。根来塗は二代目村瀬治兵衛が得意としており、現代は三代目村瀬治兵衛がその伝統を受け継ぎ素晴らしい漆器を生み続けています。

いわの美術では村瀬治兵衛の漆器の高価買取を行っています。村瀬治兵衛の漆器のご売却をお考えでしたら、いわの美術までお問合せ下さい。

村瀬治兵衛の作品買取ます

村瀬治兵衛は、根来盆や沢栗盆などの盆、膳、花器、茶器、水指、建水、色絵碗などの茶道具を中心として多岐に渡った漆器作品を制作しています。制作過程としては、まず納得する木選びから、型をとり、長期間乾燥、轆轤で挽いて形作っていくという工程を経て、最良質で新鮮な漆を精製しているそうです。そして、仕上がった器や皿・茶道具等に何度も何度も漆を塗り重ね、硬化を繰り返す塗りの工程を経ています。最後には、納得いくまで磨きこみ、仕上げるまでの長い時間と70以上の工程の全てを自分で手掛けるのだそうです。

村瀬治兵衛の初代、二代目の作品は現在でも評価が高く、また三代目村瀬治兵衛の漆器も高価買取となっています。 村瀬治兵衛の作品お持ちではありませんか?村瀬治兵衛の作品ご売却の際はぜひ、いわの美術にご相談下さい。