買取実績紹介

亀井楽山 高取耳付水指

作家名: 亀井楽山
更新日: 2016/3/8

亀井楽山の作品買取ました

今回お買取したお品物は、亀井楽山(かめいらくざん)の高取耳付水指です。
亀井楽山は福岡県出身で、遠州七窯の1つに数えられている高取焼を代表する陶芸家としても知られており、様々な展覧会での入選や受賞実績を持つことでも知られています。
また、14代・亀井味楽の弟でもあり、16歳の頃に兄に師事した後、大徳寺管長の方谷浩明老師より「楽山」の号を授かり、楽山窯を築いてからはめきめきと頭角を現し活躍を見せ、遠州高取の風格を今に伝え、「綺麗さび」の世界を確立してきました。
そんな亀井楽山の作品の買取を行ったのですが、今回お買取した高取耳付水指は、見事なロクロ目や釉薬の絶妙な具合が、茶の湯の席で一際目を引きそうな素敵なお品物でした。
共箱もしっかりとあり、目立つ傷や汚れが無かった事、使用感をあまり感じなかった事が評価する事ができました。

亀井楽山の作品買取ます

亀井楽山の作品は高取本来の土を用いて、伝統的な蹴ろくろで薄く成型し、7色の釉薬を使い登り窯で焼成を行っています。
また、伝統的な高取焼を大切にしつつも、古田織部をイメージしてしまいそうな、ユニークな造形で現代的な茶陶も制作している他、現代向けの日用品の制作も行っており、高取焼の近代化に奮闘しています。
亀井楽山の作品は今回お買取した茶道具の水指だけではなく、茶碗、香合、菓子器などがあり、その全てに素晴らしい感性と才能を感じ、中古市場でも人気があり、亀井楽山の作品は高価買取が期待できます。
そのため、いわの美術は亀井楽山の作品の買取に力を入れています。
お引越しなどの仕方のない整理で亀井楽山の作品の買取先をお探しであれば、亀井楽山の作品の買取実績もしっかりとあるいわの美術まで、お電話、メールにてお気軽にご相談下さい。