茶道具作家紹介

濱田 庄司 はまだ しょうじ

人間国宝
更新日: 2009/10/16
神奈川県橘樹郡高津村(現在の川崎市)溝ノ口の母の実家で生まれ
東京府立一中(現東京都立日比谷高等学校)を経て
1913年、東京高等工業学校(現東京工業大学)窯業科に入学
板谷波山に師事し窯業の基礎科学面を学ぶ。1916年同学校を卒業
またこの頃柳宗悦、富本憲吉やバーナード・リーチの知遇を得る。
1920年、イギリスに帰国するリーチに同行、共同して
コーンウォール州セント・アイヴスに築窯する。
1923年にはロンドンで個展を開催、成功する。
1924年 沖縄・壷屋窯などで学ぶ。
1930年 益子焼の産地、栃木県益子町で作陶を開始する。
1955年2月15日には第1回の重要無形文化財「民芸陶器」
保持者(人間国宝)に認定
1968年には文化勲章を受章する。
1961年の柳の没後は日本民藝館の第2代館長にも就任する
1977年には自ら蒐集した日本国内外の民芸品を展示する益子参考館を開館。