茶道具作家紹介

清閑寺 杉田祥平 すぎた しょうへい

更新日: 2010/01/07
清閑寺窯は旧伯爵・清閑寺家の許可を得て江戸後期に築窯され、
初代菊次郎、二代目龍斎、三代目祥平を経て、
当代(四代)杉田祥平先生が平成11年に襲名されております。
先生は、京焼・清水焼の代表的な仁清・古清水の流れを
茶陶器の製作を通して継承され、その造形美と典麗優美な
桃山文化の彩色美の中に、現代感覚を併せ持つ技法で
作陶に邁進されており、全国の有名百貨店などで
展示会を開かれるなど、ご活躍されています。
京都伝統陶芸家協会会員。
また、当代先生の息女・杉田眞龍(すぎたまりゅう)氏は
父の薫陶を受け女性の目、若い感覚で
茶陶器に挑んでおられる注目の作家です。